「伝わるデザインの基本」を読んだ感想など

またまたお久しぶりの更新です。

……って、気付いたらもう 3 年も経っているんですね。恐ろしいことです。

一時期は小規模のゲームを量産していこうという気持ちが強く、いろいろ作ってゲームジャムなどに参加してみたりしていたのですが、最近はそういった創作活動もちょっとおろそかになっているところです。

ですがゲーム製作を辞めるつもりは今のところ全くないわけで、とりあえず今はネタを貯めつつ、よいタイミングで放出できたら、と思っています。


では本題の、タイトルについてですが。

先日ふらっと立ち寄った書店で目に留まった書籍なのですが、これは良い本だと思ったので紹介してみようかと。

本のタイトルは、

「よい資料を作るためのレイアウトのルール 伝わるデザインの基本 増補改訂版」

です。

表紙を見ると、Office での資料の作り方に特化しているのかな? と一見感じられ、実際、具体的な操作については Word や Excel に関しての記載となっているのですが。

ですが、その内容に目を通していくと、どのようなソフトを使っていても応用可能な、本当に分かりやすい資料を作るための要素とは何か? についてかみ砕いて説明されていました。

例えば、フォントの選び方、文章の配置の仕方、余白の取り方、配色……などなど。

さて、我々ゲーム製作者(まだ名乗っていていいですよね…?)にとって、「デザイン」って創作物のあらゆる重要な部分で出てくると思いませんか。ゲーム本体についてであれば、画面構成とかキャラクターとかオブジェクトの配置とか、エフェクトとか。あとは Webサイトや、CDジャケット・ポスターなどの印刷物、……むしろデザインが必要ない部分こそあまりないような。

なので、フォントとか余白などといったデザインの基本って、ゲーム製作にあたって「超」重要な要素だと思うのですよね。

しかし私のように、まずプログラミングに対する興味がきっかけで、そこから趣味のゲーム製作を始めました、というルートを通ってくると、デザインに関する基本を学ぶタイミングが無かったりするんじゃないかなあと。

多人数チームでの製作なら、そういうデザイン方面はグラフィック担当に任せればいい、というような考え方もアリかもしれませんが、プログラマが絵も描いてWebサイトも作って、みたいな個人~少人数製作の場合には、やはり基本は押さえておきたい。

そんなわけでこの本のように、デザインに興味を持てるきっかけになる、分かりやすい入門書が書店でデーンと並んでいるのは良いことだなあと思うと同時に、どんな規模であれ、ものをつくる人すべてに興味を持ってもらいたいと思ったのでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です