BlenderでVRCの自作アバターを作り始めてイベント参加までの1か月半

完全に日記ですが何年後かに懐かしい気持ちになりたいので書き残しておこうと思います。

注意:BlenderやUnityの具体的な操作方法に関する記述はほとんどありません。

目次

きっかけ

最近はコロナ禍で家にいる時間も長くなりました。なので、たまにはプログラミング以外の何か新しい分野に手を出してみよう…ということで、過去に中途半端に手を付けていたBlenderで何か作れないかな~と考えていたんですが。

やはり3Dモデリングといえば人型のキャラクターモデリングだなあ、と思いつつ、自力で一から作り始めるのはかな~りハードルが高いです。モデリングだけでも、個々のパーツを作れたとしても、それらを破綻なく繋げられるのか? テクスチャも貼るのもいろんなノウハウがありそうで難しそう…という感じで今まで避けていました。しかし今なら少し時間もあるし、YouTubeあたりに良い感じの講座とかがあったりするのでは? ということで見つけたのがこの動画になります。

はい。小咲南緒さんのモデリング講座ですね。アバターを作ってVRCに持っていくための全ての工程がわかりやすく解説されていて、これを見て作業していくと自分のアバターが完成します。あと声がかわいい。

最初は、キャラクターを作ったら自作のゲームに持ち込んで動かしてみたい、と漠然と思っていた程度で、モチベーションもそこまでなかったんですが、この動画を見ているうちに、VRChatで自作のキャラクターを動かしてみるのも面白そうだなと思い始めて、次第にモチベーションがそっちに向かって行きます。

方針

ということで南緒式アバターを作ってみようと思ったんですが。とりあえず初めてのキャラクターモデリングなので、細部にはあまりこだわらないで、完成させることを優先させようと思ってました。これは何を作るときも一緒ですね。

で、実際に何のキャラクターを作るのか? ですが、今自分のTwitterのアイコンにしている、過去にコンコンコレクターというゲームに投稿していたてんぷらちゃんをベースにすることに。

ただ、全身絵がない・低解像度のデータしか残っていないという状況だったので、特徴として「キツネ耳、黄色髪、ほっぺ、しっぽ、パジャマ」くらいがあればOKとしました。

ではあとは作るだけ…

2020/6/6

さて、講座のとおりの流れでいくと、まずは下絵を準備するところなんですが、この日は絵を描く気力がなかったので、おもむろに顔のモデリングをし始めました。下絵がないので、てんぷらちゃんの顔に想像でポリゴンを寄せていく。普通に下絵を描いた方が良かった。

ほっぺぷにぷに感が出るように念を込めていく…

一日目はここで終了。ホイールクリックドラッグし過ぎで腱鞘炎になるのでは?

参考:

2020/6/7

やっぱ下絵描くべきだよね、ということで絵を描き始めます。講座の通りポージング用のソフトを使用。

これをなぞって線画を描きます。

うーんかわいくない。けどここに時間をかけたくないのでこのまま続行。側面はほんとになぞっただけですね。でも面倒なので最後までこれで行きます。

モデリングは、昨日作った頭を下絵に合わせてプロポーショナル編集で合わせていき、体はスルーして、目・髪・耳を作りました。カーブでボリューム感のある髪が作れるの素晴らしい。前髪はカーブ、後ろ側はポリゴンをトゲトゲさせて何とかしようと思ってました(結局後でカーブを全周貼ることに)。

かわいくなるのかこれは…? と思いつつ二日目終了。

参考:

2020/6/8

元絵と離れちゃうけど、前髪の毛束を真ん中に持ってきた方がバランスがいい。それからあご~口まわりを修正、ほっぺのふくらみを増し増しにして少しかわいくなったかな? あまり作業できず。

2020/6/10

講座のとおり体を作っていきます。ポリゴンはできていくんだけど、いったいこの子はどんな体型なのか? 何歳くらいで身長はどれくらい、という設定を全く考えておらず、この先しばらく悩むことに。

南緒さんの言うとおり(?)、おしり~股間にかけて気合を入れて作ったんですが、ミラーモディファイア+クリッピング+マージによって股間中央付近の頂点がくっついてしまっていることに気づかないまま作業を続けてしまい、現在のポリゴンを見るとひどいことになっています(直す気力なし)。

参考:

2020/6/11

グレーのポリゴンに向き合い続けるのがつらくなってきたので、気分転換にマテリアルに色を付けてみました。完成後のイメージがこれですこーしだけ感じられるような?

平日はあまり作業が進まない。

2020/6/12

手と尻尾を作って、首を頭に繋げました。手は、南緒さんの手の画像をBOOTHから落としてきて使わせてもらいました。ありがたや~

土曜日なので午前3時近くまで作業するなど。

参考:

2020/6/13

やっぱ髪が後ろ側がさみしいよねってことで、カーブを全周に配置。
いいですね。

さーパジャマ作るか~~、、、、ということで体を膨らませて服の形に変形。

かわいいパジャマを作りたいから、フリルを付けるんだよね~・・・とつぶやきながら、円をギザギザに変形してサブディビをします(!)。ぐえー

足を作ります。サンダルを履かせたいから、足の先まで作らないといけない。自分の足を凝視しながら、ひたすらプロポーショナル編集でgy, gx, gzをする。腕の筋肉が爆発しそうです。

平面を細分化して変形しまくってサンダルも作りました。

ということでこんな感じに。

.blendファイルのタイムスタンプを見ると、この日はずっとPCに張り付いていたようです。廃人ですね。

やべえ

参考:

2020/6/14

口の中(歯、舌)を作ります。

そしてついにここからは未知の領域、まずはボーンを入れます。南緒さんのBOOTHから【南緒式VRChat用アーマチュア】をもらってきてインポート、位置合わせをします。ありがたやありがたや、、、

ウエイトペイントする前に、ミラーモディファイアを適用、髪のカーブをメッシュ化。髪(カーブ)と髪(ポリゴン)を統合(これは今しなくてもよかったか)。

自動でついたウェイトをひたすら修正していきます。

ひたすらブラシでぬりぬり→ぼかしを繰り返していく

せっかくウェイトを付けるので、私も腕を動かして動き回ってみたい。ということで、この日、AmazonにOculus Questの在庫があるみたいだったので、思い切って注文。お届け予定日が7/3とのこと…。

参考:

2020/6/15

ウェイトぬりぬり・・・

2020/6/16

いよいよテクスチャ貼りをします。その前に顔を微調整。

古いテクスチャがもう残ってなくて当時のスクショが出せないですが、ここから数日はシーム付け→UV展開→テクスチャを描く、をやっていました。

てきとうUV~な図

参考:

2020/6/19

こんな感じだったみたいです。

テクスチャを貼ると、一気にかわいさが跳ね上がって感動しますね…。はい。いろんな角度から眺めながら一人でニヤニヤしてました。

そしてこの日にVRCのトラストランクがNew Userに。ようやくアバターをアップロードすることができるようになったので、さっそくトライ。

VRCSDK2を落としてきてアバターにDescriptorを付けてアップロード。

無事アップできました。あ、ここまで2週間くらいだったんだな。

参考:

2020/6/20

この日である程度見た目が固まったかんじだったかな?

2020/6/21

リップシンクをやりました。あと、目がギョロギョロ動き過ぎるので、目のウェイト値を低くするなど。

参考:

2020/6/23

髪を揺らしてみたかったので、髪のボーンを増やしてウェイトペイントをします。Dynamic Boneをちょっと増やすとあっというまにPoorになるので、Rotation Constraintを入れまくる。

このときは片側にDBいれてる

参考:

2020/6/24~28

ひたすら気に入らない部分を微修正。

7/4にアバター自作交流会というイベントがあることを知って、これに参加する事が目標の一つに。7/3にQuestが届くだろうから、と思っていました。

2020/7/3

はい。情弱でした。見事なKonozamaでした。

あのさあ

AmazonをキャンセルしてOculus公式から購入。

2020/7/4

一応交流会に顔は出してきましたが、マイクはブチブチでうまく話せず(VRCが初心者過ぎる…)、悲しみに暮れるなど。コミュ障が、デスクトップ勢で身振り手振りなしで感情表現ってのがしんどいんですねこれが。終始うなずくしかねえ。

あーあ。って感じでここから7/9までなにもしてません。

2020/7/9

Oculus Questが届きました。さっそくOculus LinkでVRChatにログイン。

腕がうごく! かわいい! ということでモチベーションがまた高まったのでした。

2020/7/10

チュートリアルワールドで某男の娘VTuberの方に色々親切にしてもらうなど(ありがとうございました)。そこで次はパーカーを着せたいですねみたいなことを話しながら、次の目標は違う服のバージョンを作る、にすることに。

この時ちょうど、自分が参考にさせてもらっていた南緒さん方式でアバターを作る人たちが集う集会があると聞いて、新しいふくを着せたアバターで参加してみようと思ったり。集会は7/18なので、あと1週間で作る。

2020/7/13

パジャマのフリルを削除して、襟を押し出してフードを付けて、ファスナーの金具とフードの紐を作成。下はホットパンツにしたい。

2020/7/14

フードとパンツのテクスチャがある程度完成。

サンダルはなんか違うな~と思いながらスニーカーを作り始めました。できた?けどなんだかこれじゃない感。

2020/7/17

テクスチャを書きやすいようにポリゴン割りをしないとな、と思い直してスリッポンを作り始めました。

ということでイベント前日にパーカーなてんぷらちゃんが完成。

2020/7/18

イベント当日。念のため(?)、離席用のアバターを作っておきます。Blenderでテキストをポリゴンにして、Unityで姿勢を設定して、Generalアバターでアップロード。

そしてついに、あの動画の南緒さん、あと集会に来られたいろんな方とお話しできました。みなさんアバターがかわいい、かっこいい。Vketに出る方も結構いるみたいで、素晴らしいことです。

自撮りへたくそか

もうちょっとシェーダーのベースカラーを明るくして良かったですね。

おわり

振り返ってみると、キャラクターモデリングに挑戦し始めてから今日でだいたい1.5か月くらいですが、ポリゴン編集をはじめなにもかも非常に新鮮で楽しい(作業はつらい)毎日だったなと思います。

やっぱり自分で心を込めて作ったものが動くのを見るのは楽しいし感動する。これはゲーム製作でも同様に思います。

今まではVRもあまり興味なしでしたが、実際体感してみると、すごい技術の集結具合だなと。趣味グラマのはしくれとしても、嗜んでおく必要のある分野だと思わされました。

自作アバターやってみたいという方、経験がなくても全然大丈夫です。上で紹介した動画のとおりやればできちゃいます。それでやっていくうちに、簡単なモデリングならいつのまにか自然とできるようになっちゃうので。自分みたいに、これまで3Dモデリング挫折した方にもおすすめです。VRCにアップロードするというはっきりした目標があるというのも大きいです。

って感じでまとまりないですけどおわりです。色々工程をすっ飛ばしてますが、なにか質問とかありましたらTwitterとかここのコメントにどうぞ。それではお疲れさまでした。

その他参考にしたサイトなど:

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